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四 国 西 端 部,ジ Jurassic
大 阪 微 化 石 研 究 会 誌 特 別 号[NOM、Sp.VoL],No.7,P.225-233,May,1986 〔MRTNewsletter,No。2〕 四 国 西 端 部,ジ ュ ラ紀 オ リス トス トロ ー ム 双 岩 層 鹿 島 愛 olistostrome Futaiwa Formation of Northwestern the Chichibu Belt in Western Shikoku Jurassic Naruhiko Abstract The Futaiwa Chichibu Belt, Western Formation Jurassic cherts, consists of slate-phyllite Jurassic. Chichibu and radiolarite. of this olistostrome Jurassic え が of argillaceous and arenaceous middle Triassic and basic volcanics. Radiolarians (Futaiwa olistostrome Belt, which contacts ま composed radiolarite Formation) Futaiwa of KASHIMA* of lower to middle Permian, middle Triassic edge (HIRAYAMA et al., 1956) at the Northwestern Shikoku, micro- and mega-blocks the matrix 彦* with the Maana belongs serpentinite with and lower to middle The argillaceous listed in Table is referred Formation edge of the matrix matrix 1 seem to indicate that to the middle to uppermost to the South zone of the melange. 松川 正 樹博 士 に は文献 をご教示 いた だ いた.南 予 用水 き 四 国 西 部 の い わ ゆ る秩 父 帯 に つ い て は,愛 媛 県 野 村 農業 水 利事 業所 には受 託研 究 結果 の一 部 の公 表 を許 可 して いた だい た.8号(三 瓶 第3燧 道)導 水路 トンネ 町 以 西 に 見 られ る魚 成 衝 上 の 北 西 方 向 へ の 湾 曲 お よび ル調 査 につ い ては,佐 藤工 業株 式会 社 お よび奥 村 組株 黒 瀬 川 構 造 帯 の 不 連 続 状 態 が 知 られ て お り,そ の 構 造 式会 社 に種 々 のお世 話 をい ただ いた.本 研 究 に要 した 的 位 置 づ け に つ い て は,種 費 用の 一部 と して 文部 省科 学研 究 費(59340051)を る(鹿 島,1967;甲 々 の 見 解 が 示 され て 来 て い 藤 ほ か,1977;村 MURATA,1982).筆 者 は,四 田,1982; る. 国 西 端 部 地 域 に お い て, 中国 四国 農政 局南 予 用水農 業 水利事 業 計画 に ともな う 導 水 路 トン ネ ル の 地 質 を調 査 す る機 会 を得 て,放 散虫 化 石 の 検 討 を 行 な っ て 来 た(鹿 島,1983a,b).1984年 度 よ り総 合 研 究(A)「 地 地 表 地 質 調 査 を行 な い,い こ とが 出 来 た の で,導 概 要 国 西 端 部 の 八 幡 浜 市 ・三 瓶 町 に 分 布 す る,一 見 御 荷 鉾 帯 と黒 瀬 川 構 造 帯 とが 錯 綜 地域 の す る よ う な特 異 な 地 質 構 造 の 存 在 に 注 目 し,九 州 東 部 く らか の 放 散 虫 化 石 を得 る と の 対 比 か ら真 穴 構 造 帯 の 存 在 を提 唱 した.こ 水路 トンネル調 査結 果 の一部 と の地 帯 に は 主 と して 御 荷 鉾 緑 色 岩 類 が 分 布 し,鈴 木(1972), 共 に 報 告 す る. 石 本(1973),IsHIMoTo(1974),鹿 大 阪 市 立 大 学 市 川 浩 一 郎 教 授 に は 本 総 研 に参 加 す る 野(1982MS)な ど の 研 究 が あ り,隣 接 す る秩 父 帯 の 報 告 もな され て い 機 会 を与 え て い た だ き,同 大 学 八尾 昭 博 士 ・松 岡 篤 氏 る.近 に は 放 散 虫 化 石 の 同 定 を し て い た だ き ま た 貴 重 な文 献 (1983)に を ご教 示 い た だ い た.愛 れ,鹿 媛 大学 高橋 治郎 助 教授 には導 水 路 トン ネ ル 坑 内 地 質 調 査 の援 助 を い た だ き,同 大 学 ・ 象愛 媛 大 学 教 養 部 地 学 教 室 質 宮 久 ほ か(1969)は,四 西 南 日本 の 中 生 代 含 放 散 虫 地 帯 の 形 成 過 程 」 に 参 加 させ て い た だ い た 機 会 に,当 使 用 させ て いただ い た.以 上 の各 位 に厚 くお礼 申 し上 げ 年,三 瓶 町 北 西 部 よ り増 田(1977),棋 坂 ほか よ り黒 瀬 川 構 造 帯 に 属 す る 諸 岩 体 が 発 見 さ 島 ほ か(1984)は,こ れ ら を真 穴 メ ラ ン ジ ェ に 含 まれ る もの と した. 当 地 域 の秩 父 帯 に は,平 山 ほ か(1956)の 双岩 層 ・ .Departmentof〈}eology,Facultyof 石 城 層 ・俵 津 層 が 分 布 す る が,今 回 報 告 す る地 域 は,こ GeneralEducation,EhimeUniversity,Matsuyama,Ehime の 真 穴 メ ラ ン ジ ェ の 南 東 部 に 直 接 す る秩 父 帯 の 一 部 で 790,Japan. 225 ●o 第1図 四 国 西 端 部 調 査 地 域 位 置 図. B.T.L:佛 像 構 造 線,K.S.B.:黒 瀬 川 構 造 帯,MT.L:中 真 穴 層 ・二 及 層 ・高 島 層,2:真 あ り双 岩 層 分 布 地 域 の 一 部 に相 当 す る(第1図).平 ほ か(1956)に よ れ ば,双 山 岩 層 は 黒 色 千 枚 岩 ・緑 色 千 緑 岩 を 主 と し,千 枚 岩 類 を特 徴 と す る岩 相 と され,上 stonenappeの 下 部 二 畳 系 と して 取 扱 っ た が,上 系 とす る 見 解(増 田,1976)も は,三 部石 炭 系 ∼下部二 畳 あ る.他 方,増 の 地 帯 が,三 岩 に,FAURE 波 川 帯 ・御 荷 鉾 帯 のgreen- 上 に重 な る ジ ュ ラ紀 中 期 の オ リス トス トロ ー ム よ り な るsuperficial nappeで あ る とい う 見 解 を提 示 した. 田(1976) 瓶 町 付 近 に 分 布 す る チ ャ ー ト層 よ り,三 畳 紀 後 期 を 示 す コ ノ ド ン ト(MetaPolygnathus 成 衝 上,1: 荷鉾帯. 層 が 北 部 秩 父 地 帯 に 属 す る もの と した.更 (1985)は,こ 双岩 層 を .T.:魚 父 帯,4:御 布 南 限 付 近 に 魚 成 一 神 原 谷 衝 上 の 延 長 部 を認 め,双 枚 岩 ・砂 岩 ・チ ャ ー ト ・石 灰 岩 ・輝 緑 凝 灰 岩 お よび 輝 部 古 生 界 と推 定 さ れ た.KAsHIMA(1969)は 央 構 造 線U 穴 蛇 紋 岩 メ ラ ン ジ ェ,3:秩 Polygnathifor- 地 質 と放 散 虫化石 調 査 地 域 は,愛 媛 県 西 宇 和 郡 三 瓶 町 と八 幡 浜 市 と に mis)を 発 見 し,こ れ が 俵 津 層 に属 す る もの で あ る と し ま た が る 東 西 約2.5km・ 南 北 約3.5kmの 狭 い 地 域 で あ り, た.MURATA(1982)は,三 秩 父 帯 双 岩 層(平 山 ほ か,1956),秩 瓶 町 北東 部の 双岩 層の 分 父 帯 亜 帯1(鹿 野, 1982)が 分 布 す る. 本 地 域 を構 成 す る岩 石 は,第2図 岩 ∼ 千 枚 岩,砂 岩,チ 岩 ・凝 灰 角 礫 岩 ・枕 状 熔 岩),放 (後2者 に示 す ように粘板 ャ ー ト,塩 基 性 火 山 岩 類(凝 散 虫 岩,石 灰 灰岩 で あ る は 図 中 で は 省 略 して あ る).粘 板 岩 ∼ 千 枚 岩(含 放 散 虫 岩),粘 板 岩 ∼ 千 枚 岩 ・砂 岩 互 層 中 に チ ャ ー トお よび 放 散 虫 岩 の オ リス ト リス(細 礫 ∼ 巨礫)と 塩基性 火 山 岩 類 が 伴 な わ れ る.塩 基 性 火 山 岩 類 は,チ ャー ト に 随 伴 す る も の と,粘 板 岩 ∼ 千 枚 岩 中 に一 見 互 層 状 に 分 布 す る もの との2型 式 が あ り,後 者 の 場 合 に は 枕 状 熔 岩 部 や 石 灰 岩 礫 を 含 有 す る凝 灰 質 部 が 認 め られ る. 蛇 紋 岩 メ ラ ン ジ ェ に接 す る オ リス トス トロー ム(双 岩 層)は 調 査 地 域 の 北 部 で は擾 乱 が は げ し く,北 傾 斜 優 勢 の 構 造 を示 す が,南 部 で は 南 傾 斜 を示 し,そ の 南 縁 部 に 裾 曲 構 造 が 認 め ら れ る(第3図).こ を切 っ て,NW-SEの れ ら の構 造 断 層 が 認 め ら れ る. 当 地 域 は秩 父 帯 に属 し,含 放 散 虫 地 帯(R地 川,1985)で は あ るが,三 帯:市 波 川 変 成 作 用 を蒙 っ て お り, 石 本 の 変 成 分 帯zone Iとzone II,鈴 木 のzone IIと zone IIIに ま た が っ て 分 布 す る(石 本,1973;IsHIMoTo,1974;鈴 木,1972).一 一方,野 ャ ー ト中 の 放 散 虫 を 用 い て,三 田(1983)は,チ 波川 変成 岩の 塑性歪 み の 測 定 を 行 な い 歪 み 量 は 南 か ら北 へ と連 続 的 に 増 大 す る こ と を 明 らか に し た が,当 ら21-50%帯 地 域 は そ のO-20%帯 か に 相 当 す る. 放 散 虫 化 石 は,チ ャ ー ト ・放 散 虫 岩 ・粘 板 岩 ∼ 千 枚 岩 よ り 弗化 水 素 に よ る慣 用 の 溶 蝕 法 で 抽 出 し,検 討 し た.得 ら れ た 放 散 虫 化 石 の な か に は,変 形 作 用 を受 け また 再 結 晶 化 して い る もの が 少 くな く,種 の 同 定 の 困 難 な もの が 多 い が,24個 所 の 試 料 か ら第1表 お よび 第 2図 に 示 す 結 果 を 得 る こ とが 出 来 た. チ ャ ー ト試 料 よ り得 られ た 放 散 虫 化 石 は,二 畳 紀 前 期,同 中 期,三 畳 紀 中 期,ジ ュ ラ紀 前 期 ∼ 中 期 の もの で あ り,放 散 虫 岩 は 三 畳 紀 中 期,ジ ュ ラ 紀 後 期(?)の もの を産 す る.一 方,基 質 を な す 粘 板 岩 ∼ 千 枚 岩 は,ジ ュ ラ 紀 中 期 ∼ 後 期(?)の 放 散 虫 を産 す る(第2図 ,第 3図 に お い て 三 角 形 〈二 畳 紀 〉,四 角 形 〈三 畳 紀 〉,円 形 〈ジ ュ ラ紀 〉 と し,前 期 ・中期 ・後 期 の 区 分 の 可 能 な もの は 下 部 よ り塗 色 して 時 代 区 分 を 示 し て あ る). 産 出 した 放 散 虫 化 石 の 時 代 検 討 に つ い て 問 題 と な る の は,Loc.22か NA)の (1984)のUnitary 第3図 らのSethocapsa cf .uterculus(PARo- 産 出 で あ る.S.uterculusはBAuMGARTNER Associationの14(E2 調 査 地 域地 質断 面 図(位 置 ・凡例 は第2 図 参 照). zone), Valanginian∼Hauterivianを ま た,Loc.9お 指 示 す る 種 と さ れ る. よ びLoc.22の 成 種 よ り な り,Archaeodictyomitra は,秩 carpatica(LozYNIAK),P. depressa 類 似 し た 種 を 含 む.上 BAuMGARTNERに 種 は,UAI1-14(D,E1,E2zones),1ate 〉.今 ジ ュ ラ 紀 後 期 と し て 取 扱 っ た が,今 こ の 両 者 お よ び そ の 東 方 へ の 延 長 に つ い て は,そ 解 は 必 ず し も一 致 し て い な い(石 回 は これ ら を 1972;ISHIMOTO,1974;甲 後 の 重 要 な検 討 課 1982;村 題 で あ る. 第1表 Andoromeda (?) vulgaris A. sPP. 02 03 04 05 06 07 09 10 11 12 13 14 15 16 of. excellens (TAN SIN • (RUST),s. 1. • sp. cf. Parahsuum cf. fischeri(PESSAGNO) sp.D • • • • • YAO • sp. • • • P. (? ) sp. I Paronaella sp. Parvicingula cf. dhimenaensis I I BAUMGARTNER I I I Podoburasa I sp. Protumuma(?) I sp. cf. cf. depressa P. cf. primitiva P. sp. I I • I I Pseudodictyomitra p. I • • sp. Praeconocaryomma carpatica (LOZYNIAK) BAUMGARTNER MATSUOKA and YAO I I I I I I I Ristola cf. altissima Sethocapsa cf. (RUST) uterculus I (PARONA) I sp. I Stichocapsa sp. Tricolocapsa cf. plicarum YAO • • sp. sp. • Tritrabs sp. • sP. • Archaeospongoprunum Triassocampe T. sp.A sp. deweveri (NAKASEKO and • • NISHIMURA) • • • YAO T. • • T. sPP• • T.(?) annulata T.(?) sp.H (NAKASEKO and • NISHIMURA) YAO Albaillella(?) Follicucullus F. 24 • sp. Pantanellium Xitus 23 • • spp. mediodilatatus T.(?) 22 • Mirifusus T. 21 • (?) S. 20 • sp. Orbiculiforma(?) ro ci 19 • sp. Lupherium sPC sPP. 18 • HOK) sp. P. 17 • Emiluvia sp. 野,1982). PESSAGNO Dictyomitrella P. 木, 島 ほ か, • Archaeospongoprunum P. 本,1937;鈴 藤 ほ か,1977;鹿 田,1982;MuRATA,1982;鹿 sp. Archaeodictyomitra A. の見 調 査地 域 内 よ り産 出 した放 散 虫 化石. Localities Hsuum 父 帯 と御 荷 鉾 帯 とが 断 層 関 係 に あ り,こ れ が 八 幡 浜 市 付 近 か ら南 西 方 向 に 湾 曲 す る こ と を示 し た が, 記3 Tithonian 指 示 す る(第4図 察 当 地 域 の 地 質 構 造 を 明 ら か に し た 平 山 ほ か(1956) excellens(TANSIN HoK),Pseudodictyomitra ∼Hauterivianを 考 試 料 は 共 に よ く似 た 構 • sp. cf. • scholasticus ORMISTON and BABCOCK • sp. F.(?) • sp. Pseudoalbaillella P. cf. P. sp. u-forma • elegans ISHIGA HOLDSWORTH and and IMOTO • JONES • chert Lithofacies • radiolarite ate • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • 今 回,当 地 域 を 調 査 し,放 散 虫 化 石 の 検 討 を 行 な っ た 結 果,こ の 真 穴 蛇 紋 岩 メ ラ ン ジ ェ に接 す る秩 父 帯 は, ジ ュ ラ 紀 中 期 ∼ 後 期(?)の 粘 板 岩 ∼千 枚 岩 を基 質 と し,大 小 の 二 畳 紀 前 期 ・中 期 の チ ャー ト,三 畳 紀 中期 ∼ ジ ュ ラ紀 中期 の チ ャ ー ト ,三 畳 紀 中期 の 放 散 虫 岩 を オ リス ト リス とす る オ リス トス ト ロー ム 層 で あ る こ と が 明 らか と な っ た. 四 国 に お け る同 時 代 の 地 層 と して は,高 知県 西部 の 三 宝 山 帯 上 部 層 の 放 散 虫 岩(平 ほ か,1979),高 知県 西 部 不 入 山 地 域 に お け る ジ ュ ラ系(相 田,1981),徳 地 域 秩 父 累 帯 南 帯 の1亜 帯 北 部 ・南 部,II亜 島県 帯北 部 の タ ー ビ ダ イ ト・オ リス トス トロ ー ム 相(石 田,1985)が 知 られ て お り,い ず れ も地 体 構 造 上 秩 父 累 帯 南 帯 ・三 宝 山 帯 に 属 す る も の で あ り,本 地 域 の 秩 父 帯 も こ れ に 属 す る と考 え ら れ る。 他 方,村 田(1982)・MURATA (1982)は,四 国 西 部 に お い て 三 宝 山 テ レ ン が 広 く分 布 す る こ と(卯 之 町 デ ッ ケ)を 示 し た が,今 回の調 査地 域 は 彼 の 北 部 秩 父 テ レ ン(名 野 川 一 大 野 山 デ ッ ケ)の 範 囲 内 に あ り,そ の 一 部 が 秩 父 累 帯 南 帯 ・三 宝 山 帯 的 要 素 を有 す る こ と に な る.ま た,FAuRE(1985)のsuperficialnappeの and Patulibracchiidae (Radiolaria) from the Argolis Peninsula (Peloponnesus, Greece). 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Geol., 7, 175-186. 波 田 重 煕 ・市 川 浩 一 郎,1982:秩 動 平 山健 ・神 戸 信 和,1956:5万 代 は 当地 域 に お い て は 少 く と も ジ ュ ラ紀 後 期 に ま で 及 市 川 浩 一 郎,1980:秩 指 示 す るCerithium YABEandNAGAoを sanchuense 産 す る(永 井 ほ か,1965;寺 1970;KAsE,1984;鹿 島 ほ か,1984).ま 紋 岩 メ ラ ン ジ ェ を覆 っ て 真 穴 層(平 岡, た,真 穴蛇 山 ほ か,1956)が 分 布 す る.真 穴 層 よ りは 化 石 を産 せ ず そ の 時 代 は 不 明 で あ る が,そ の 層 相 お よび 構 造 的 位 置 か ら ギ リヤ ー ク 統 に 属 す る もの で あ る(寺 岡,1970)と 成 岩 類 に 含 め ら れ る べ き(村 1982)と 波川 変 に 述 べ たLoc.9お よ り産 す る放 散 虫 化 石 の 示 す 上 限 を決 定 す る こ と と関 連 して,四 南 日本 の 中 生 代 含 放 散 虫 地 帯 (MRT).MI∼TIVewsletter,1,3・5. Japan. Earth Science (Chikyu Kagaku), 36, 333-339. , KITO, T. and ImoTo, N., 1982: Permian Radiolarian Biostratigraphy. Proc. first Jap. radiolarian Symp.: News of Osaka Micropaleontologist, Spec . 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Siliceous Deposits in the Pacific Region, 361-376. 第4図 オ リス トス トロ ーム 双 岩 層産 放 散 虫 化石(×200) 1. Pseudodictyomitra cf. carpatica (LozYNIAK) (Loc. 22) cf. excellens (TAN SIN HOK) (Loc. 22) Pantanellium cf. fischeri (PESSAGNO)(Loc. 22) Mirifusus mediodilatatus (RUsT) s. 1. (Loc. 22) Parvicingula cf. dhimenaensis BAUMGARTNER(Loc. 22) Pseudodictyomitra cf. depressa BAUMGARTNER(Loc. 22) Sethocapsa cf. uterculus (PARONA)(Loc. 22) Archaeodictyomitra vulgaris PESSAGNO(Loc. 22) Pseudodictyomitra cf. primitiva MATSUOKAand YAO (Loc. 22) Lupherium (?) sp. (Loc. 07) Ristola cf. altissima (RiisT) (Loc. 22) Parahsuum cf. sp. D YAO (Loc. 20) Triassocampe sp. A YAO (Loc. 10) Triassocampe deweveri (NAKASEKOand NISHIMURA)(Loc. 10) Pseudoalbaillella sp. (Loc. 14) 2. Archaeodictyomitra 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15.