ファンドニュース はじめに 「あらた監査法人、AIMA Japan共催セミナー ～バーゼル規制の動向と我が国資産運用業 界への影響～」についてのご報告

ファンドニュース
「あらた監査法人、AIMA Japan共催セミナー ～バーゼル規制の動向と我が国資産運用業
界への影響～」についてのご報告
2014 年 6 月
はじめに
このたび、私どもあらた監査法人は AIMA Japan との共催で「バーゼル規制の動向と我が国資産運用業界への影響」
と題したセミナーを、4 月 23 日（水）東京にて開催しました。
当日は投資信託委託会社や投資顧問会社、信託銀行、保険会社、銀行、弁護士事務所など各社様からファンドや
バーゼル規制関連の業務に携わられている150名超の方々にご出席をいただき、好評のうちに閉会することができまし
た。お忙しいところご出席いただきました方々に御礼申し上げるとともに、セミナーの内容について簡単にご報告させて
いただきます。
セミナーの内容
わが国におけるバーゼル規制については、国際統一基準行に対しては、2013年3月末よりバーゼルⅢの段階適用が
開始されており、また、国内基準行については2014年3月末から段階適用が開始されています。資本の効率的な利用の
観点から、銀行が投資を行うファンドについて、より精緻なリスクウエイトの計算を行うために、ファンドのルックスルーに対
する注目が高まっています。本セミナーでは、バーゼル規制に関するわが国の第一人者である、金融庁監督局総務課
監督企画室長兼健全性基準室長石村幸三様をお招きし、「ファンド向けエクイティ出資に係る資本賦課」と題してバーゼ
ルⅢの概要および2013年12月にバーゼル銀行監督委員会から公表された講演名と同名の最終規則文書についてご講
演を賜りました。
続いて、当法人の西原弘道および渡邊俊也が、「資産運用会社によるルックスルーレポート作成の実務」と題した講
演を行いました。従来から、我が国においては投資家である銀行の求めに応じて、資産運用会社やファンドの販売会社
が、ファンドに関する信用リスクなどの情報を定期的に報告する場合がありますが、その実務の概要およびバーゼルⅢ
適用に伴う変更点などについて説明を行いました。
おわりに
私ども、あらた監査法人は、会計および監査のプロフェッショナルとして資産運用業界の発展に貢献をすることをミッ
ションとしており、海外事務所や税理士法人などの国内外のネットワークを活かしながらさまざまな提言やサービスを提
供しています。
今後もさまざまな形で資産運用業界の発展に貢献したいと思っております。なお、当該セミナーの内容にご興味をお
持ちの方は、以下のお問い合わせフォームからご連絡いただければと思います。資料、内容などの詳細なご説明をさせ
ていただきます。
なお、文中の意見にわたる部分は筆者の私見であることを申し添えます。
あらた監査法人
第３金融部（資産運用）
辻田 大
あらた監査法人 第３金融部（資産運用）
お問い合わせフォーム
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