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ハイライト 目次 WebSphere Message Broker 製品概要 WMB v6.1 ハイライト 導入の単純化とプラットフォームサポート プラットフォームサポート 導入時間の短縮 マイグレーション 運用管理機能とセキュリティの強化 運用管理の機能拡張 メッセージブローカー・エクスプローラー 実行時セキュリティ パフォーマンス パフォーマンスの向上 開発、デバッグ機能の強化 デバッガーとテストツール 新しいノード メッセージモデリング SOAサポートの拡張 Webサービスサポート WSRRとの連携 DataPowerとの連携 付録 - 配布メディア - 前提ハードウェア - 前提OS - 前提ソフトウェア コネクティビティとESB機能の拡張 ファイルインターフェース SMTP、ソケットサポート EISシステムとの連携 WTXの統合 2 WebSphere Message Broker(WMB)とは.. 業界をリードするアプリケーション統合ミドルウェア:ユニバーサル・コネクティビティ WebSphere MQと共に、既存/ 新規のアプリケーション統合を実現する SOAにおけるAdvanced ESB を構築する為のミドルウェアに位置づけられる メッセージを様々なプロトコルでルーティング、フォーマット変換 サポートするプロトコル Routes and Transforms messages FROM anywhere, TO anywhere MQ、JMS、HTTP(S)、Webサービス(SOAP)、ファイル、EIS(SAP、Seibel・・・) 幅広いデータフォーマットに対応 XML、ユーザ定義(Cヘッダー形式、COBOL COPY句)、バイナリー、タグ/区切り文字形式、 業界標準(SWIFT、EDI・・) 豊富な処理パターン ルーティング、フィルター、変換、配布、組み立て、分解、関連付けなど 開発の容易性 GUIによる簡単な開発、またはスクリプト/プログラムによる複雑な開発が可能 管理機能の充実と高いパフォーマンス GUI、コマンドによる管理、管理用プログラムも作成可能 C++ベースの実行環境で高速なトランザクション処理を可能 幅広いプラットフォームのサポート 分散系からホストまで・・・ 3 WebSphere Message Brokerの歩み EAI / HUB ’99 ’00 ’01 ’02 ’03 AS/400 V1.1 終了 HOST系 V1.1 V2.1 UNIX/PC系 V1.0 V2.0 V2.0.1 2.0.2 V2.1 Windows NT Windows NT AIX AIX SUN Solaris SUN Solaris HP-UX MQSeries Integrator (MQSI) NEON社製品 ’04 Advanced ESB ’05 V5.0 V5.0 HP-UX追加 ’06 ’07 V6.0 V6.0 ’08 V6.1 V6.1 Linux for Intel Linux for z/OS 追加 WebSphere MQ Integrator (WMQI) WebSphere Business Integration Message Broker (WBIMB) WebSphere Message Broker (WMB) IBMが製品開発 + NEON 機能 v1.0 V2.0 ノードを組み合わせたフロー開発 ルールエンジン V2.0.1 各種ノードの提供 ESQLのサポート DBアクセス Pub/Sub、XMLメッセージ V2.0.2 コントロールセンターの日本語化 V2.1 TDSメッセージ ESQLの拡張 デバッガーの提供 (2006年9月サービス 終了) 4 V5 ツールキット (Eclipseベース) デプロイの変更 Webサービスサポート 高速Pub/Sub V6 Javaノード Webサービス強化 パーサー拡張 タイマーノード ESQL機能拡張 V6.1 Webサービス強化 ファイル機能 コレクター・ノード WSRRとの連携 SOAPノード EIS接続(SAP、 Siebel etc.) WMB v6.1 製品概要 製品発表 2007/10/10 レター番号 SWA07107-0 タイトル WebSphere Message Broker V6.1 の 発表 (multiplatform版: AIX、Windows、HP-UX、HP on Itanium、Solaris、Solaris x86-64、 Linux/zOS、Linux/x86、Linux on POWER版を同梱) SWA07108-0 WebSphere Message Broker for z/OS V6.1 の 発表 プログラム・ライセンスが別に必要なもの WebSphere Message Broker with Rules & Formatter WebSphereアダプター : PeopleSoft、SAP、Siebel など 出荷 ダウンロードによる入手 : 2007/11/22(multiplatform版) メディア・パック : 2007/12/14 5 WMB v6.1のハイライト 5つのテーマで機能拡張を行い、Advanced ESBとして市場をリード Enhanced SOA Support SOAサポートの拡張 Ease of Use & Productivity Administration & Security 管理と セキュリティの強化 使いやすさの向上 Extended Connectivity コネクティビティと ESB機能の拡張 Performance & Platform Coverage パフォーマンス向上と プラットフォーム・カバレージ 6 WMB v6.1のハイライト 使いやすさの向上 導入時間の短縮 開発、デバックを簡単に SOAサポートの拡張 WS-Security, WS-Addressingのサポート WSRR、DataPowerとの連携 コネクティビティとESB機能の拡張 EISアクセスのノード(SAP,Siebel,Oracleなどと接続するためのアダプター機能を内包) ファイル連携、SMTPノード、TCPノード、WTXの統合 管理とセキュリティの強化 メッセージフロー実行時のTivoli、LDAPを利用した認証、認可 メッセージブローカー・エクスプローラー(Eclipseベース)による管理 リアルタイム・パフォーマンス分析ツール パフォーマンス向上とプラットフォーム・カバレージ 64bit Linux、JDBC XAサポート、Java 5 XMLパーサーの改良 すべてのプラットフォームでのパフォーマンス向上 7 導入の単純化とプラットフォームサポート プラットフォームサポート 導入時間の短縮 マイグレーション 8 プラットフォームサポート 製品はWebSphere Message Broker に集約 WebSphere Event Broker は、WMBに統合 Rules and Formatter(旧NEON)機能は、既存ユーザーのみを対象とする サポートするOSおよびH/Wの拡張 AIX、HP-UX(PA-RISC,Itanium)、Linux(Intel,Power,zSeries)、 Solaris(x86-64,SPARC)、Windows、z/OS 64bit のブローカー実行環境(Linux,UNIX) デフォルトの実行グループ、コマンドは64bitで稼動 WMB v6.0で64bit実行グループはサポートされていたが、ブローカー本体は32bitで稼動 32bitの実行グループもマイグレーションの用に実行可能 HP Itanium、Solaris Opteron(AMD)、Linux pSeries は64bitのみ Windows、Linux x86 は32bit 、z/OSは31bit のみ サポートするデータベース DB2、Oracle、Sybase、SQL Server、Informix(ユーザDBのみ) Javaサポート JDBC接続でのXAサポート(分散系プラットフォームのみ) JDBCタイプ4でグローバルトランザクションに入ることができる Java 5のサポート 9 MQ v6が前提 導入時間の短縮 1時間で初めてのユーザでも導入、サンプルの稼動が可能 導入時間の短縮 ツールキットのディスク容量の減少 WindowsとLinuxはDVDで提供(ツールキットを含む) すべてのプラットフォームで同じISMPインストーラ z/OSは、SMP/E 豊富なサンプル・ギャラリー 業界標準フォーマット用など デフォルト構成ウィザード コンポーネント構成の理解、 開発環境構築用 デフォルト・ブローカー・ドメインの詳細 ブローカー・ドメイン名: Local_Domain 構成マネージャー名: WBRK61_DEFAULT_CONFIGURATION_MA NAGER キュー・マネージャー名: WBRK61_DEFAULT_QUEUE_MANAGER キュー・マネージャー・ポート: 2414 デフォルト・ブローカーの詳細 ブローカー名: WBRK61_DEFAULT_BROKER キュー・マネージャー名: WBRK61_DEFAULT_QUEUE_MANAGER データベース名: DEFBKD61 10 マイグレーション WMB v5およびv6からのマイグレーションをサポート MQSI v2.1 は一旦V6に移行後、V6.1に移行する メッセージフローやESQL、Javaノードなどは変更せずに移行が可能 コマンドで前バージョンにフォールバックすることができる WEB(WebSphere Event Broker)v5、v6は、WMB v6.1 に移行可能 2002/1/4 GA 2000 GA MQSI v2.0.x 2003/12/31に サービス終了 2006/4/21 GA MQSI v2.1 2007/12/14 GA WMB v6.0 2003/6/27 GA WMB v6.1 WBIMB v5 2006/9/30に サービス終了 mqsimigratecomponents 2008/9/30に サービス終了予定 同じOS上でWMB v5/v6との共存が可能 段階的な移行ができる ツールキット 構成マネージャー ブローカー v6.1 v6.1 v6.1 v5/v6.0 v5/v6.0 v5/v6.0 11 注) 開発物を作成するツールキットと ブローカーのバージョンは、最終的 には揃えることを推奨 開発、デバッグ機能の強化 デバッガーとテストツール 新しいノード メッセージモデリング 12 デバッガー デバッガー利用のためのRAC(Rational Agent Controller)の導入が不要となった デバッガー機能は、IBM Common Debug Architecture(CDA)に変更 Java Debug Wire Protocol(JDWP)標準に準拠したJava Debug Channelを使用 13 テストツールの提供 ユニットテスト・クライアントにより、メッセージフローの実行が簡単にできる 実行グループへのデプロイ、実行結果(メッセージ)の確認 メッセージの読み書き(エンキュー/デキュー)もできる トレース機能によりデバックも可能 入力ノードを右クリックして「テスト」を選択して起動 MQInput、SOAPInput、HTTPInput、JMSInput 14 新しいノード Collectorノード 異なるプロトコルから入力された複数のメッセージを待ち受けて、集約することができる 指定した条件にマッチした場合にメッセージフローの処理が行われる メッセージ内のキーワードと条件を指定 Collectorノードの前後でトランザクションは分かれる コレクター機能が条件を判断し、内部キューを介してエミッター機能がメッセージを集約して送るため システムA 集約 システムB 処理 システムC MQInput、MQGet ノードでメッセージのブラウズが可能 MQInputノードではカーサーをセットしながらメッセージをブラウズする 一定時間後にブラウズのカーサーをリセット可能(ミリ秒単位) MQInputノードでブラウズしてメッセージ内容を判定後、後続のMQGetノードでメッセージを取得する などの利用方法がある MQGetノードで、参照のための外部リソースとしてキューを利用しやすくなった ルーティングのための情報をキューに保管しておき、メッセージフローの途中で参照する など 15 新しいノード(続き) ルーティングとフィルタリングを簡単に行えるノード ノードのプロパティに条件を設定するだけで、ESQLのコーディングは不要 Routeノード XPATHで指定したフィルター条件を元にルーティング DataBaseRouteノード データベース検索結果を元にルーティング DatabaseRetrieveノード 複数のデータベース・テーブルからデータのSELECT処理を行う トランスポートヘッダー・ノード ヘッダーの付加/変更がノードのプロパティ設定 のみで可能(MQ、JMS、HTTP) ESQLを書かなくてもよい サポートパックで提供(v6でも使用可能) IA9S:WebSphere Message Broker – Transport Header Nodes http://www1.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid= swg24016629&loc=en_US&cs=utf-8&lang=en 16 メッセージモデリング 新しいドメインの追加 SOAPドメイン、DataObjectドメイン XMLNSCドメインの拡張 高速XMLパーサーの提供 メッセージ定義(XMLスキーマ)によるパース/組み立てと妥当性検査が可能 曖昧なパース(サブツリーをパースしない)ができる MRMの拡張 TDSでCWFとほぼ同等の物理タイプが利用可能 エレメントにIntegerやBinaryなどが使用できるようになった TDSで16進コードで区切り文字/タグを指定可能 CSV形式が"メッセージ標準”として定義済み 自動トランケート機能 固定長フィールドでサイズオーバーの文字列を自動的に切り捨てる SAP IDOC パーサーがMRM TDSドメインに変更 DC(ヘッダー部)/DD(データ部)を含めたTDSモデルが定義され、ALE とFile をサポート v6.0は、IDOCドメインでALE IDOCのDC/DDをパース後、ユーザ定義のMRM CWFが呼ばれる 17 SOAサポートの拡張 Webサービスサポート WSRRとの連携 DataPowerとの連携 18 Webサービスサポート Webサービス標準への対応 WS-Security(暗号化、認証、署名)、WS-Addressing のサポート SOAP1.1/1.2、WSDL 1.1、SOAP with Attachment WS-Basic profile 1.1 SOAPxxxノードのサポート サービス・プロバイダーへの同期アクセスと非同期アクセスが可能 SOAPInput / SOAPReply、 SOAPRequestノード SOAP Asynchronous Request / SOAP Asynchronous Responseノード SOAPドメインを利用 SOAPのBody部の操作を容易にするためのノード SOAPExtract/SOAPEnvelopeノード 開発サポートの強化 WSDLをワークスペースにインポートしてメッセージ定義を作成可能 インポートしたWSDLをドラッグ&ドロップするとメッセージフローのテンプレートを自動作成 メッセージセットからWSDLを生成するウィザードを提供 拡張性、柔軟性ある実装 実行グループ単位でHTTPリスナーが稼動 V6.0ではブローカー単位でHTTPリスナーが1つ稼動 SOAPノードは、HTTPリクエストを直接扱える V6.0ではMQキュー経由で実装 19 WSRRとの連携 WebSphere Registry and Repositoryとの連携を標準サポート WSRRから動的に宛先のサービス情報やサービス文書を取得 動的に取得した情報をルーティングやフォーマット変換に利用できる サポートパックIA9Qで提供していたノードを機能拡張 EndpointLookup/RegistryLookupノード EndpointLookup :WSRRに登録されたWSDLからWebサービスのエンドポイント情報を取得 RegitryLookup :WSRRに登録されたサービス文書全体を取得 XSLTを保管しておき、フォーマット変換に利用するなど WSRRの情報をキャッシュすることも可能 WebSphere Message Broker Webサービス・ リクエスター サービスA サービスB SOAP Request Endpoint Lookup SOAP Request WSRR 宛先情報や、登録文書をWSRRから取 得し、動的なルーティングやメディエーション 処理を行うことが可能 サービスA用 サービスB用 WSDL WSDL 20 DataPowerとの連携 WMBとDataPowerを連携させる際の構成定義ウィザードを提供 フロントにDataPowerを配置し、メッセージ全体の暗号化/復号化を行う メッセージブローカー・エクスプローラー(サポートパックIS02)からウィザードを起動 実行グループ/メッセージフロー毎に設定可能 21 コネクティビティとESB機能の拡張 ファイル・インターフェース SMTP、ソケットサポート EISシステムとの連携 WTXの統合 22 ファイル・インターフェース ファイルを読み書きするためのノードを提供 FileInput/FileOutputノード フローの途中でファイルを読むことはできないが、アプリケーションログの出力などには利用可能 他のノードと組み合わせて、ファイルからMQメッセージ、DB出力または、その逆の変換ができる ローカルファイルまたは、リモートのファイルへの読み書きを行う リモートファイルのアクセスはFTPを使用 指定したディレクトリーを定期的にスキャンして、ファイルを検索 処理後の入力ファイルは削除、またはアーカイブ 大きなファイルのサポート レコード単位での扱いが可能(メモリーの有効利用) Filexxxノードはトランザクションに入ることはできない エラーになってもファイル書き出しを取り消すことはできない 入力ファイル検索 のディレクトリー WMBブローカー FTP リモートサーバー 出力ファイル のディレクトリー FTP ・・・/mqsiarchive ・・・/mqsibackout リモートサーバー 23 SMTP、ソケットサポート SMTPサポート SMTPサーバーに接続し、電子メールを送信することができる EmailOutput ノード ノードのプロパティで宛先やメールする内容、添付に関する設定が可能 メッセージフロー内で動的な設定も可能 オペレータ(人)への通知に利用できる ソケット・インターフェースのサポート TCPIPノード(FixPack 1で提供予定) ソケット通信を行うノード ソケットによる送信および受信が可能 サポートパックのカテゴリー2(AS IS)として提供済み IA98: WebSphere Business Integration Message Broker TCP/IP Sockets Plug-in Node http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg24007700&loc=en_US&cs=utf8&lang=en 24 EISシステムとの連携 WebSphere Adapter 機能が各種EISノードとして提供される SAP、Siebel、PeopleSoft、Oracle eCommerce(*)、JD Edwards(*) xxxInput(インバウンド用) / xxxRequest(アウトバウンド用) ノード * : FixPack1で提供予定 JCAアダプターとして実装(WPS、WESB用のアダプターと同じテクノロジーを利用) EISノードを使用する際のライセンスは別途必要 Enterprise Metadata Discovery(EMD)ウィザード GUIツールにより、EISシステムに接続してビジネスオブジェクト情報を取得 メッセージセットや接続情報(アダプター・コンポーネント)を作成 アダプターは、メッセージブローカーのツリーを直接アクセス可能 受け取ったデータをパースして、ツリーに展開 【WMB v6.0までの接続】 JMS メッセージフロー の作成 EIS接続の定義 キューの定義 WBIアダプター EIS毎のアダプター フレームワーク コンポーネント WMB v6.0まで Object EISシステム (SAP,Siebel・・・) メッセージツリーに展開 XMLメッセージ 【WMB v6.1からの接続】 EIS接続の定義とメッ セージフローの作成 WMB v6.1 EISノード Object JCA1.5 メッセージツリーに展開 25 EISシステム (SAP,Siebel・・・) EIS(Enterprise Information System) WTXの統合 WebSphere Transformation Extender (WTX)をWMBに統合 WTXのパーサー、マップ機能と開発ツールを WMB環境で提供 WTX Launcher(実行エンジン)の機能を提供 ツールキット タイプデザイナー WMB v6.1 ブローカー デプロイ マップデザイナー WTXノードの提供 WTXノードは、WTXのマップファイルをブローカー上で実行する メッセージフロー WTX bar ノード マップファイル メッセージフロー内で使用するマップ定義を動的に指定できる Collectorノードと共に利用することで複数の入力を扱うことが可能 CollectorノードによりWTXアダプターと同様な動きが可能 WTXの開発ツールとの統合 Eclipseベースのタイプデザイナー、マップデザイナーはWMBツールキットと統合 WTXの定義情報はBARファイルでデプロイ可能 FixPack1で提供予定 Launcher WTX開発環境 ライセンス要否については未定 マップ ファイル デザインスタジオ メッセージ定義 マップ定義 タイプデザイナー マップデザイナー フローデザイナー フロー定義 システム ファイル タイプツリー Command Server マップ ファイル マップファイル システムファイル コマンドファイル 26 WTX実行環境 デプロイ コマンド ファイル WMB v6.0 ブローカー マップ WTX ファイル for MB ブランク・ページ 27 運用管理機能とセキュリティの強化 運用管理の機能拡張 メッセージブローカー・エクスプローラー 実行時セキュリティ 28 運用管理の機能拡張 トレースノードのON/OFFが可能 コマンド、ツールキットからトレースノードのON/OFFができる コマンド実行例 実行グループ、メッセージフロー単位での設定が可能 mqsichangetrace BK1 –n 問題解析する時だけ、トレースノードをONにできる 稼動中に動的に変更可能(デプロイは不要) off –e EG1 追加インスタンスの制御がノード単位で指定可能 MQInput、SOAPInput、FileInput、EISInput ノードで指定 メッセージフロー単位(V6.0まで)か、ノード単位かの選択 複数のInput ノードを1つのメッセージフローに配置した場合に、リソースを有効に使える メッセージフロー単位にすると、Inputノード毎にスレッドが起動される BARファイル管理のためのコマンドの拡張 デプロイメント・ディスクリプタやバージョンの情報をコマンドで表示/変更 mqsiapplybaroverride, mqsireadbar 構成マネージャー・プロキシーの拡張 設定、表示できるブローカープロパティ、APIが増えた 29 メッセージ・ブローカー・エクスプローラー MQエクスプローラー(Eclipseベース)にブローカー管理機能を付加 ツールキットのもつ管理機能はすべて対応(WMB v6.0でも利用可能) ブローカー作成などのコマンドで行う作業の一部も実施可能 パフォーマンス情報のモニターも可能 : CPU time、elapsed time など サポートパックとして提供(カテゴリー3:製品レベルのサポート) IS02: WebSphere Message Broker Explorer Plug-in http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg24012457&loc=en_US&cs=utf-8&lang=en ブローカーの操作 実行グループ メッセージフロー 開始/停止 など ”ブローカーリソース”ビュー BARのディプロイメント ディスクリプタの設定 イベントログ・ビューワー 30 実行時セキュリティ メッセージフロー実行時のセキュリティ管理が可能 メッセージ内のID情報を元に、フロー実行のための認証/認可やIDのマップを行う セキュリティ・マネージャーが外部セキュリティ・プロバイダーに問い合わせてチェックを行う ブローカーが持つセキュリティ・プロファイルに基づいて、問合せ先を選択 入力ノードでセキュリティ・チェックに利用するID情報を設定 セキュリティ情報はメッセージツリーに展開されるので、後続のロジックで参照可能 出力メッセージにセキュリティ情報を伝播 入力メッセージのオリジナルのID情報、またはマップしたID情報を伝播 MQ HTTP(S) SOAP 認証/認可/IDのマップ IDの利用 MQ HTTP(S) SOAP IDの伝播 セキュリティ・マネージャー キャッシュ 外部セキュリティプロバイダー 認証 LDAP TFIM マップ 認可 TFIM LDAP TFIM Security Profiles ブローカーが保管 31 外部セキュリティ・プロバイダー ・LDAP:Lightweight Directory Access Protocol ・TFIM:IBM Tivoli federated Identity Manager パフォーマンス 32 パフォーマンスの向上 すべてのプラットフォームでパフォーマンス向上 幅広いテスト・シナリオ、お客様環境の元でスループットを改善 メッセージフローを変更することなしに、パフォーマンス向上のメリットを享受できる 主な改善点 高速XMLパーサーを採用 新しいXMLNSCドメインで利用可能 XML のパースやXML 妥当性検査が速くなった サイズの大きなメッセージや複雑な構造のメッセージで、より有効 コンパイラーのアップグレードとパーサーの改良(CWF、TDS) 業界標準やユーザー固有のメッセージフォーマットのパース、ESQL処理時間が改善 XSLT パフォーマンス向上 XSLTエンジンが直接メッセージツリーにアクセスすることでパフォーマンス向上 JavaComputeノードのパフォーマンス向上 メモリー、ディスク削減 起動時の仮想メモリーのサイズが減少 Windowsは約半分、z/OS は約3分の2に ツールキット導入に必要なディスク容量の削減 1.58GB + 2.1 GB(テンポラリー) 33 付録 34 配布メディア WebSphere Message Brokers V6.1(multiplatform版) Windows、AIX、HP-UX、Solaris、Solaris x84-86、Linux on x86、Linux on zSeries、 Linux on Power、HP on Itanium CDメディア メディア・タイトル WebSphere Message Broker V6.1 9枚(各プラットフォーム 1枚 WebSphere Message Broker V6.1 DVD 2枚(Windows、Linux/x86 各1枚) WebSphere Message Brokers Toolkit v6.1 for Windows and Linux 8枚(Windows、Linux/x86 各4枚) WebSphere MQ V6.0 Server 9枚(各プラットフォーム 1枚) DB2 V9.1 for WebSphere Broker Products 9枚(各プラットフォーム1枚) WebSphere Message Broker V6.1 Quick Start 1枚 WebSphere MQ Everyplace Version 2.0.2 1枚 WebSphere MQ Documentation 1枚 35 前提ハードウェア ブローカー、ユーザー・ネーム・サーバー、構成マネージャー サーバー OS AIX IBM eServer pSeries もしくは IBM RS/6000 プロセッサー・マシン IBM eServer i5 (for AIX) HP-UX Hewlett-Packard HP-9000 PA-RISC 2.0 プロセッサー・マシン HP-UX Integrity HP-UX:Integrity system と前提ソフトが稼動するすべてのハードウェア Solaris Sun Microsystems SPARC プロセッサー・マシン Solaris x86 X86-64プロセッサー・マシン AMD64,EM64Tと前提ソフトが稼動するすべてのハードウェア Windows Windows x86 technology-compatible PC ハードウェア Linux for Intel IBM eServer xSeries もしくは同等のインテル・ベースのマシン(Linux for Intel x86) AMD64,EM64Tと前提ソフトが稼動するすべてのハードウェア (Linux for Intel x86-64) Linux for zSeries IBM eServer zSeries 600 もしくは 700 Server z/OS 前提OS、前提ソフトウェアが稼動する サーバー メッセージ・ブローカー ツールキット サーバー OS Windows Windows x86 technology-compatible PC ハードウェア Linux IBM eServer xSeries もしくは同等のインテル・ベースのマシン Intel PentiumⅢ 700MHz 以上、512MB RAM、ディスプレィ解像度1024×768を推奨 36 前提OS ブローカー、ユーザー・ネーム・サーバー、構成マネージャー 前提レベル OS AIX IBM AIX V5.3 (テクノロジーレベル4)+ 適切なシステムファームウェア HP-UX HP-UX 11i v2(B.11.23)+ Java 5.0(1.5)用の推奨Fix HP-UX Integrity HP-UX 11i v2(11.23)+Java 5.0(1.5)用の推奨Fix またはHP-UX 11i v3(11.31) for Integrity Solaris Sun Solaris 9 + SunSolve recommended Patch Cluster level (111711-16:32bit、111712-16:64bit を含む) Solaris x86 Solaris 10 + SunSolve recommended Patch Cluster level Windows Windows Server 2003 Standard Edition および Enterprise Edition Windows XP Professional + SP2 Linux for Intel Red Hat Enterprise Linux AS 4.0 + Update 2、Red Hat Enterprise Linux(RHEL) V5.0 SuSE Linux Enterprise Server(SLES)9, (SLES)10 Linux for zSeries Linux zSeries Red Hat Enterprise Linux AS 4.0, AS5.0 Linux zSeries(64bit) SuSE Linux Enterprise Server (SLES) 9, (SLES)10 z/OS IBM z/OS V1R7 + RSU0609 + PTF for APARs PK34716 and PK34041 IBM SMP/E for Z/OS V3R3 37 前提OS メッセージ・ブローカー ツールキット 前提レベル OS Windows Windows Server 2003 Standard Edition および Enterprise Edition Windows XP Professional + SP2 Linux Red Hat Enterprise Linux (RHEL) V4.0 (plus Update 2) SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 9. Requires Mozilla Version 1.4.2 38 前提ソフトウェア サポートされるデータベースの種類とバージョン サーバー OS AIX IBM DB2 Enterprise Edition 8.2 (他の IBM DB2 V8.2Editionも可)、 IBM DB2 V9.1 Oracle 9i Release 2 Patch Set 4 (9.2.0.5) Oracle Patch 3501955、 Oracle 10g R1およびR2 Sybase Adaptive Server Enterprise(ASE) v12.5 Microsoft SQL Server 2000(Service Pack 3A)、SQL Server 2005(Service Pack1) Informix Dynamic Server V9.40 withUC7 Fix Pack、 Informix client SDK V2.90 with UC4 Fix Pack HP-UX IBM DB2 Enterprise Edition 8.2 (他の IBM DB2 V8.2Editionも可)、 IBM DB2 V9.1 Oracle 9i Release 2 Patch Set 4 (9.2.0.5) Oracle Patch 3501955、 Oracle 10g R1およびR2 Sybase Adaptive Server Enterprise(ASE) v12.5 Microsoft SQL Server 2000(Service Pack 3A)、SQL Server 2005(Service Pack1) Informix Dynamic Server V9.40 withUC7 Fix Pack、 Informix client SDK V2.90 with UC4 Fix Pack HP-UX Integrity IBM DB2 Enterprise Edition 8.2 (他の IBM DB2 V8.2Editionも可)または IBM DB2 V9.1 Oracle 10g R2 Solaris IBM DB2 Enterprise Edition 8.2 (他の IBM DB2 V8.2Editionも可)、 DB2 V8 fix Pack9以降、DB2V9.1 Oracle 9i Release 2 Patch Set 4 (9.2.0.5) Oracle Patch 3501955、Oracle 10g R1およびR2 Sybase Adaptive Server Enterprise(ASE) v12.5 Microsoft SQL Server 2000(Service Pack 3A)、SQL Server 2005(Service Pack1) Informix Dynamic Server V9.40 withUC7 Fix Pack、Informix client SDK V2.90 with UC4 Fix Pack Solaris x86 IBM DB2 Enterprise Server Edition V8 Fix Pack 11 (IBM DB2 UDB V8 Fix Pack 11 も可) DB2 V9.1 Oracle 10g R1およびR2 Sybase Adaptive Server Enterprise (ASE) V12.5 39 前提ソフトウェア サポートされるデータベースの種類とバージョン サーバー OS Windows IBM DB2 Enterprise Edition 8.2 (他の IBM DB2 V8.2Editionも可)、IBM DB2 V9.1 Oracle 9i Release 2 Patch Set 4 (9.2.0.5) Oracle Patch 3501955、Oracle 10g R1およびR2 Sybase Adaptive Server Enterprise(ASE) v12.5 Microsoft SQL Server 2000(Service Pack 3A)、SQL Server 2005(Service Pack1) Informix Dynamic Server V9.40 with TC7 Fix Pack、 Informix Client SDK V2.90 with TC4 Fix Pack Linux for Intel IBM DB2 Enterprise Edition V8.2 (他の IBM DB2 V8.2Editionも可)、DB2 V9.1 Oracle 9i Release 2 Patch Set 4 (9.2.0.5) Oracle Patch 3501955、Oracle 10g R1およびR2 Sybase Adaptive Server Enterprise(ASE) v12.5 Microsoft SQL Server 2000(Service Pack 3A)、SQL Server 2005(Service Pack1) Informix Dynamic Server V9.40 withUC7 Fix Pack、 Informix Client SDK V2.90 with UC3 Fix Pack Linux for zSeries IBM DB2 Enterprise Edition 8.2 (他の IBM DB2 V8.2Editionも可)、DB2 V9.1 Oracle 9i Release 2 Patch Set 4 (9.2.0.5) Oracle Patch 3501955、Oracle 10g R1およびR2 Informix Dynamic Server V9.40 withUC7 Fix Pack、 Informix Client SDK V2.90 with UC4 Fix Pack z/OS IBM DB2® Universal Database™ (5625-DB2) V8.1, at RSU0609 or later 、DB2 V9.1 40 前提ソフトウェア その他のソフトウェア multiplatform版 ソフトウェア WebSphere MQ バージョン v6.0 z/OS版 ソフトウェア バージョン WebSphere MQ v6.0 for z/OS, at RSU0609 or later Java Runtime Environment 31-bit SDK for z/OS, Java 2 Technology Edition, V5 (SR5) XML Toolkit XML Toolkit (5655-J51) V1.9 for z/OS 最新情報は、以下のURLで確認 http://www-306.ibm.com/software/integration/wbimessagebroker/requirements/index.html 41