実データにみる最新メンテナンス適用による運用コスト削減 Working Smarter Forum 2009 IBM ソフトウェア
by user
Comments
Transcript
実データにみる最新メンテナンス適用による運用コスト削減 Working Smarter Forum 2009 IBM ソフトウェア
® IBM Software Group Software Service Working Smarter Forum 2009 IBM ソフトウェア プレミアム・サポート 活動事例紹介 実データにみる最新メンテナンス適用による運用コスト削減 IBM Software Group Software Service 特記事項 本資料の記載内容は、できる限り正確を期すよう努めてはおりますが、いかなる明 示または暗黙の保証も責任も負いかねます。 本資料の情報は、使用先の責任において使用されるべきものであることを、あらかじ めご了承ください。 掲載情報は不定期に変更されることもあります。他のメディア等に無断で転載する 事はご遠慮ください。 当資料をコピー等で複製することは、執筆者の承諾なしではできません。 また、当資料に記載された製品名または会社名はそれぞれの各社の商標または登 録商標です。 IBM、IBMロゴ、Lotus、Lotus Notes、Lotus Domino、WebSphereは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。 Microsoft, Windows, Windows NT および Windowsロゴは Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標。 -2All Rights Reserved, Copyright(c) IBM Software Group 無断複製、転載を禁ず IBM Software Group Software Service 本資料のお客様環境(当時)について 利用バージョン IBM LotusDomino® R5.0.6a 利用形態 主に IBM LotusNotes® クライアント 利用用途 メールサーバー、アプリケーションサーバー サーバー台数 約100台 -3All Rights Reserved, Copyright(c) IBM Software Group 無断複製、転載を禁ず IBM Software Group Software Service Notes/Domino R5 の障害修正数 R5.0.x 障害修正数 総修正数 6000 5000 5025 5608 4695 4269 4000 3098 3000 3310 3604 3819 2719 2371 2000 1000 5366 お客様環境のメンテナンスレベル。最新の R5.0.13aと比較すると約2300個の障害が発 生する可能性がありました。 1655 845 0 R5.0.1 R5.0.2 R5.0.3 R5.0.4 R5.0.5 R5.0.6 R5.0.7 R5.0.8 R5.0.9 R5.0.10 R5.0.11 R5.0.12 R5.0.13 R5.0.6a は2001/9/30 にリリースされた訳ですが、以降 R5.0.13a をリリースする2004/05/03 までの間に段階的に MR をリリースさせていただき、約2300個の障害を修正致しました。お客 様環境はこの約2年半に発見/修正された障害が発生する可能性があるメンテナンスリリース で運用されていました。 -4All Rights Reserved, Copyright(c) IBM Software Group 無断複製、転載を禁ず IBM Software Group Software Service お問い合わせ数における既存サーバー障害数の割合 既存障害数 サーバー障害問い合わせ比率 サーバー障害 QA R5.0.13a適用で回避 それ以外 それ以外, 22 QA, 84 サーバー障害, 108 R5.0.13a適用 で回避, 86 R5 運用期間のうち、2006年から2007年の1年間に Lotus サポートにお問い合わせいただ いた件数をピックアップいたしました。 総お問い合わせ数(192件)のうち、半数以上(108件)がサーバー障害によるものでした。また、 108件のサーバー障害のうち、86件が R5.0.13a を適用する事で発生を抑制できた障害で した。 -5All Rights Reserved, Copyright(c) IBM Software Group 無断複製、転載を禁ず IBM Software Group Software Service 障害発生数から算出する削減可能であったコスト 86件のサーバー障害によって発生した1年間でのサーバー停止時間 86件×5分=430分(=7時間) ※1回あたりのサーバー復旧時間を5分と仮定 86件のサーバー障害によって1年間で発生した運用コスト 86件×8時間=86人日(約4人月) ※1回あたりのサーバー障害対応や社内に対する障害レポート、IBMへの問い合わせなど、管理者の合計Workを8時間と仮定 R5.0.13a を適用いただいていた場合、1年あたり、上記で算出したサーバー停止時間と運用コス トの削減が可能でした。 -6All Rights Reserved, Copyright(c) IBM Software Group 無断複製、転載を禁ず IBM Software Group Software Service 【補足】メンテナンス適用に必要な工数について メンテナンス適用メンテナンス適用に関する考え方や、他社の事例については 以下のサイトにて公開させていただいております。 「Domino安定稼動のヒント - 最新のメンテナンス・リリース/Fix Packの適用による安定稼動」 http://www.ibm.com/jp/software/lotus/support/mr/index.html -7All Rights Reserved, Copyright(c) IBM Software Group 無断複製、転載を禁ず